サガン鳥栖による新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生を受け、浦和レッズの大槻毅監督(47)がクラブで取り決めるプロトコルの見直しや変更を示唆した。

14日にオンラインで会見した同監督は「クラブといろいろな話をし、これまでやってきたことを見直すこと、若干、プロトコルを変えることもありあるのかなと。今後どうなるのか話していかないといけない」と危機感を口にした。

同じJ1で競い合っているクラブでの出来事でもあり「強い関心を持ち、Jリーグとして我々は一緒にリーグを戦っている、運営している一員として非常に心配しています」とおもんばかった上で「これまで不備がないと思ってやってきましたが、不備がないという隙から何が起こるか分からない。どこから感染するかは分からないこともある。クラブと準備し『しっかり予防しましょう』という話をしています」と説明。細心の注意を払っていく姿勢を示した。