J1は10月28日に3試合が行われる。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

ベガルタ仙台 – ヴィッセル神戸

・仙台対神戸の通算23試合は、9勝5分9敗の五分。仙台は今対戦直近7試合ではわずか1勝(1分5敗)だが、この勝利は今季前回対戦で挙げたもの(2-1)。今節勝利すると、今カードでは2012年以来のシーズンダブルとなる。

・仙台は現在、クラブ史上ワースト2位タイの14試合連続未勝利(4分10敗)。また、同クラブは現在4試合連続無得点。今節でも得点を挙げられないと、2011年7月以来クラブ史上ワーストタイの5試合連続無得点となる。

・神戸は現在4試合連続未勝利(1分3敗)。この4試合で挙げた得点数は6点。それ以前は4連勝を挙げており、この間に12得点を挙げていた。

・神戸はアウェイ戦直近5試合で4敗(1勝)。この5試合ではいずれも複数失点を喫している(1試合平均2.6失点)。今季それ以前の敵地での7試合では無敗であり、この間に複数失点を喫したのは2試合のみだった(3勝4分:計7失点)。

・仙台は直近4試合での枠内シュート数がわずか3本であり、この間の枠内シュート率は13.6%(3/22本、ブロックされたシュートは除く)。今季それ以前の同率は44.2%だった(80/181本)。

・神戸は今季リードした状況から落とした勝ち点がリーグワースト2位(-21ポイント:8勝6分3敗)。一方の仙台はリードされた状況からは今季いまだ勝利を挙げていない(3分14敗)。

・浜崎拓磨は今季セットプレーからのアシスト数がリーグ2位タイ(3アシスト)。この3アシストは全てコーナーキックからのものであり、同状況からのアシスト数としては今季リーグ最多タイ。

・古橋亨梧は出場した仙台戦通算3試合すべてで得点に直接関与している(2ゴール、3アシスト)。同選手にとって仙台は、直接関与した得点数が鳥栖戦(6点)に次いで多い相手(5点)。


FC東京 – 柏レイソル

・FC東京対柏の通算33試合では、FC東京が14勝4分15敗と負け越している。今カード直近3試合では2勝を挙げているが(1敗)、本拠地では同クラブを相手に現在3連敗中。

・FC東京は柏戦で現在8試合連続1得点以下に終わっている(計5得点)。しかし、今カード直近11試合で複数失点を喫したのも2試合のみ(計11失点)。

・FC東京は現在、今シーズン初の2連敗中。今節でも敗れると、2018年8月以来の3連敗を記録する。

・柏は現在、2020年7月以来、今シーズン2度目の連敗中(当時3連敗)。しかし、現在は12試合連続得点中であり(1試合平均:1.8得点)、今季無得点に終わった試合数がリーグ最少タイ(2試合)。

・FC東京は直近4試合のうち、3試合で無得点。この間1試合平均シュート数はリーグ最多の17.8本(71本)。しかし、この間のブロックされたシュート数もリーグ最多の24本(1試合平均6本)。

・柏は今季、ヘディングによる得点数がリーグ最多(13得点)。対するFC東京は、同失点が今季リーグで2番目に少ない(3失点)。

・ディエゴ・オリヴェイラは2016年~2017年まで柏に所属し、57試合で16得点を記録。同選手は現在、出場した6試合連続無得点。この間、わずか7本のシュートに留まっている。

・オルンガのアウェイ戦での今季得点数は9点。2015年シーズン以降、同一シーズンでホーム&アウェイ戦ともに二桁得点を記録しているのは、2015年のドウグラスのみ(当時広島所属:各11ゴール)。


サンフレッチェ広島 – 横浜F・マリノス

・広島対横浜FMの通算57試合では、広島が18勝6分33敗と大きく負け越している。同クラブにとっては、J1でもっとも黒星が多い対戦カード(横浜M時代も含み)。また、広島は今カードで現在3連敗中。

・広島は直近9試合で4勝1分4敗とイーブンの成績。直近の鹿島戦では敗れたが(第24節:0-1)、連敗を記録したのは2020年7月が最後。

・広島はホームでの前年度覇者との直近13試合でわずか2勝(2分9敗)。しかし、このうちの1勝は昨季の同対戦で挙げたもの(2019年7月:川崎戦、3-2)。

・横浜FMは現在の2連勝を含み、直近11試合でわずか2敗(7勝2分)。また、現在は2004年4月~9月に記録した20試合連続に次いでクラブ2位の18試合連続得点中(1試合平均:2.4得点)。

・横浜FMは今季、先制点を挙げた試合で失った勝点がリーグワースト(-20:17試合-10勝1分6敗)。しかし、対する広島は今季先制点を喫した試合で全敗している2チームのうち1つ(8敗/8試合:他、湘南)。

・横浜FMはドリブル回数が今季リーグ最多(495)。対する広島は、同項目が今季リーグで2番目に少ない(250)。また、同成功率はリーグワースト(43.6%)。

・荒木隼人は今季、90回以上の空中戦を記録した選手の中で、空中戦勝率がリーグベスト(68.5%:89/130)。また、140回以上のデュエルを記録した中でも、デュエル勝率がリーグベスト(68%:138/203)。

・エリキは広島戦では現在2試合連続得点中(計2得点)。今季、同選手が得点を記録した9試合で横浜FMは1敗(7勝1分)。また、同試合では現在7試合連続無敗(6勝1分)。