首位の徳島ヴォルティスが快勝し、リーグ優勝、J1昇格に近づいた。

後半9分、MF岸本武流(23)が、MF小西雄大(22)の左からのFKを頭で合わせ先制点。さらに、同13分、相手のクリアボールをMF西谷和希(27)がおさめ、ペナルティーエリア手前から左足を振り抜き追加点を奪った。

西谷は「思いっきり振り抜いたらいいところにいった。あの1点でゲームをほぼ決められた」と喜んだ。

J1浦和レッズが来季の指揮官候補として招聘(しょうへい)に動いているリカルド・ロドリゲス監督(46)は、前半終了間際に相手選手がファウルで退場になったこともあり「楽な展開。ほとんどボールを握っていた。試合の展開としてはすごくうまくできていた」と語った。

リーグ戦は残すところ6試合。2位福岡は勝ち点差4の70と終盤までもつれる可能性があるが、優勝に向け突き進む。