横浜FCが、暫定ながら最下位を脱出した。0-0の前半17分。ペナルティーエリア手前の左でFKを獲得すると、MF瀬古樹のキックはゴール左上へ吸い込まれた。「練習でも、1本もきれいに決まったことがない中、何とか決まって良かったです」と笑った。普段から名手のFK練習を“盗み見”。レジェンド、元日本代表MF中村の「ボールを置く位置を見て」。華麗なFK弾はうまれた。

追加点も瀬古の右足からだった。1点リードの前半42分。右CKのキッカーを務め、ニアサイドに鋭いクロス。DF高橋が触れ、ファーサイドでFWジャーメイン良が頭で押し込んだ。後半は鹿島のペースだったが体を張った守備で、5試合ぶりの勝ち点3を奪取。今季途中に主将に就任した明大から加入2年目の瀬古は「先を見てる人はいない」と一戦必勝を誓った。若きキャプテンを中心に、残留を目指す。