Jリーグ清水元選手の柴原誠監督(31)率いるFCガウーショ(静岡市、県リーグS1・1位)が、SALFUS(サルファス)oRs(静岡市、同3位)を2-1で下し、王座に輝いた。FP月見里遥希(清水辻小6年)が2得点で勝利に貢献。クラブ創設3年目にして、この大会では初の全国切符(来月26日開幕、鹿児島)を手中に収めた。
チームは前半から体を張ったプレーで主導権を奪った。相手ゴールを脅かし続けた同7分、ゴール正面でこぼれ球に反応した月見里が右足を振り抜きゴール。11分後にカウンター攻撃から同点弾を浴びたが、選手らは動じることなく攻め続けた。後半5分には月見里が再びネットを揺らして決勝点。両手を広げて仲間と勝ち越しを喜び、そのまま逃げ切った。
月見里は今大会、5試合でチーム最多9得点と活躍した。左サイドから縦の攻撃を持ち味に、決勝で「勝ちたい気持ちがゴールにつながった」と白い歯を見せた。主将のFP杉沢旺甫(静岡南部小6年)も「みんなで攻めて、みんなで守って勝てた」と笑顔。全国では「自分たちのやってきたサッカーを信じて勝ち上がりたい」と続けた。
選手らは「強くなりたい」と望み続けた。冬季中心に走り込みなどのきつい練習を耐え抜き、結果で成長を示した。ただ技術力の精度向上を目指す指揮官は、全国レベルに「まだまだ」。この1カ月で個々のさらなるレベルアップを図るつもりだ。【倉橋徹也】



