サッカー日本代表の監督人事で、日本サッカー協会(JFA)が一時接触したことが判明しているアンジェ・ポステコグルー氏(60=オーストラリア)が、サウジアラビア1部アルナスルの監督に就任した。3日(日本時間4日)に同クラブが発表した。契約期間は2年間。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(41)らが所属している。

オーストラリア代表監督時代にアジアのライバルとして日本に立ちはだかったポステコグルー氏は、横浜F・マリノス時代の2019年にJ1で優勝に導いた。スコットランドのセルティックでは日本代表の前田大然や旗手怜央、古橋亨梧らを指導し、日本人を熟知していた。

イングランド・プレミアリーグのトットナムでは2025年の欧州リーグ(EL)を制し、本場ヨーロッパの主要タイトルをスパーズにもたらしている。

日本協会が、FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会で2期8年を全うする森保一監督(57)への続投方針を固める前に、後任候補として一時接触した名将。EL制覇で釣り上がった高額年俸やコーチ陣の組閣に必要な金銭面で折り合いがつかず、断念して日本人路線に回帰していたが、一方で現在フリーのポステコグルーには中東の金満クラブから獲得オファーが届き、契約期間2年間で電撃的に受諾した。

アルナスルは「新たな章が始まる。ポステコグルーがファーストチームの監督に就任。彼とスタッフが世界的クラブで成功することを祈る」と歓迎している。