負傷者が続出している東京ヴェルディにあって、離脱していた主力MFの斎藤功佑(29)、柴戸海(30)、森田晃樹(26)が18日、東京・稲城市でのチーム練習に部分合流した。
主将の森田は7月に左鎖骨を骨折し、斎藤と柴戸も開幕を前に負傷離脱。チームの要となる中盤がそろわない中で新シーズンが開幕し、ここまで2戦を1分け1敗と苦戦を強いられている。
斎藤はトレーニング後に取材に応じ、近況について話した。
負傷については、開幕を目前としたトレーニングマッチで相手のスライディングが右足首に入り、捻挫とかかとの打撲を負うことになったという。
「今日は痛み止めを打って、まだちょっと(痛みを)感じながらなんで、これからコンディションとパフォーマンスがどうなってくるか」と状態を口にした。
開幕戦となった川崎フロンターレ戦(1-1)、2戦目の柏レイソル戦(1-3)はじっくり外から見た。
「開幕戦はうちが大事にしている部分をしっかり出せた上で、最後はちょっと失点したけどいいゲームだったと思います。前節は相手のいいところがすごい出ちゃった。チームとしてはここからかなと思っています」
部分合流した練習では大声を張り上げ、チームに活気をもたらした。新加入した柴戸と組んでパス&コントロールを行うなど、しっかりコミュニケーションが取れている様子だ。
城福浩監督からは、J1復帰1年目となった24年シーズンのことを踏まえて話がなされている。
「最初はうまくいかない試合が続いた中で、最終的に(6位と)驚きを示す結果となったという意味では、まだまだこれからだし、それを示すには他のチームと同じことをしては驚きを示せない。自分たちがやらなきゃいけないことを120%でやるっていうことは、みんなも感じたと思いますし、自分自身はもう1回そこをチームとしても表現できれば」
城福監督のもと、チームがやろうとしている攻守にハードワークするサッカーには可能性を感じているという。しっかり積み上げていけば、何かしらかのタイトルも取れると信じている。それを表現するためにも、斎藤の復帰が待たれるところだ。
その状態は6割くらい戻っているという。ただ、目先の試合に焦ることはしない。
「自分自身も気持ちが先走るクセがあるので、しっかりと冷静に判断しようって心がけています」
今週末の22日にはアウェーで岡山と対戦し、26日には天皇杯2回戦(東北学院大-ザスパクサツ群馬の勝者)、29日にはホームで鹿島アントラーズ戦、6日にはアウェーでセレッソ大阪戦、9日にはルヴァン杯1回戦で滋賀と対戦。ここから過密日程が続いていく。
最も回復が見込めそうな斎藤にしても、戦列復帰は早くて29日の鹿島戦以降か。暫くはチームとして耐える期間だが、戦力が整う9月以降の反転攻勢を狙っている。【佐藤隆志】



