ガンバ大阪は12日にFC東京とホームで対戦する。
8月29日のサンフレッチェ広島戦で復調のきざしを見せながらも、今月2日のV・ファーレン長崎戦、6日のジェフユナイテッド千葉戦で苦しい戦いを強いられて1分け1敗。リーグでは開幕戦以来、白星が得られず、5戦未勝利となっている。
11日は大阪・吹田市内の練習場で非公開調整。取材に応じた明神智和監督(48)は、12日FC東京戦(パナスタ)を前に「今週はメンタル的な回復と、自分たちのプレースタイルが少し錆びていた部分もあったので、自分たちがどう戦うかの確認をした」と話した。
東京戦では、今年の百年構想リーグで披露したプレッシングと縦に速いサッカーを取り戻すことを狙う。指揮官は「もちろん試合状況にはよるが、基本的に自分たちが前からプレスに行く、攻撃でも前に行くっていうところを再確認した」と強調。「相手の状態がいいのはわかっているが、それを受けないというか、自分たちからアグレッシブにプレーすることがFC東京に対して大事」と、立ち上がりから積極的な戦いに出ることをカギとした。
その持ち味が出し切れていないことで、明神監督は当初からの軌道修正を図って臨んでいる。今季はイェンス・ビッシング前監督が植え付けた縦への鋭さに加え、後方からボールをつないでいくことを強調していたが、それにより停滞感が生まれることにもなった。「ビルドアップをやったばかりに、足元でプレーすることが多くなったり、背後に行くことが少なくなった。前への意識が少し弱くなっていたと思ったので、自分のアプローチを変えた」。強みとなっていた部分を取り戻すため、チームへの働きかけを調整して臨んでいることを明かした。
暑さが和らいできたことも、よりアグレッシブに戦うことの助けになる。「夏場ということでブレーキをかけてしまっていた部分もある。そのブレーキを外してということは一番に選手に伝えた」。キックオフからアクセルを踏み込んだ戦いで、今季2勝目をつかみ取る。



