主将のMF長谷部誠は「自信を持つ、自分たちが取り組んでいることに対して手応えをつかむ意味で勝利が欲しかった」と唇をかんだ。自らもミドルシュートを放つなどしたが、得点の気配は薄かった。

 16強入りした2010年の南アフリカW杯も、大会前の国際試合は4連敗している。だが「状況が似ていると思われるかもしれないが、それは自分の中では何の保険にもならない」と、課題が山積みの現状に危機感をにじませた。