日本代表が14日、ベースキャンプ地のカザンで初練習を行った。

 DF長友佑都(31=ガラタサライ)は、前日13日に32歳の誕生日を迎えたMF本田圭佑(パチューカ)が、宿舎で開かれた誕生日会で熱いスピーチを行ったと明かした。

 長友によると本田は全員を前にして「W杯は何回経験できるか分からない。これが最後になるかもしれない。時間を大切に、準備をしていこう」と言葉をかけたという。長友は「彼の言葉は重みがある。このチームで臨むのは最後。後悔のないようにしたい」と刺激を受けた様子だった。

 練習前には、訪ねてきたモスクワ日本人学校の子どもや現地のFCルビン・カザン下部組織の子どもからエールも受けた。開幕した大会に向けて「このメンバーで最高の結果を出したいと思っている」と気持ちを高ぶらせた。

 また、ロシアでの初練習を終えて「寒いなと思った。でもサッカーをするにはいい気候」と感想を語った。