酒井宏樹(28)が右サイドバックで先発し、ワールドカップデビューを飾った。

 14年W杯ブラジル大会でもメンバー入りしたが、DF内田の控えに甘んじ、出場機会はなかった。その悔しさを晴らすようにピッチを上下に駆け回り、後半には大迫のポストプレーからの落としを受けて、惜しいシュートを放ってCKを獲得。このCKが大迫の決勝点につながった。「勝ち点1でも勝利に値する結果だと思っていた。それ以上のものが転がってきて、幸せな気持ちです」と劇的な勝利を喜んだ。