フランスがFWグリーズマン(アトレチコ・マドリード)の1ゴール1アシストの活躍でウルグアイを2-0で破り、3大会ぶりの4強進出を果たした。準決勝ではベルギーと対戦する。

 グリーズマンは前半40分、右サイドからのFKでDFバラン(レアル・マドリード)の先制のヘディングシュートをアシスト。後半16分にはゴール左から強烈な左足のミドルシュートを放つと、ブレ球となったボールは相手GKムスレラ(ガラタサライ)の正面だったが両手をはじきながらゴールに飛び込む決定的な2点目となった。「(シュートは)奇妙な動きのあったボールでGKにとっては難しかった。だから自分の運を試したんだ。(喜びの表現をしなかったのは)それは私のウルグアイ人の友人たちに関係していた。彼らはアトレチコでの私のデビューを大変助けてくれた。それは彼らに対するリスペクトだった」と得点後にダンスをしなかった理由を説明した。

 この日は得点のなかったFWエムバペ(パリサンジェルマン)は「我々はとても満足しているが、最も難しいことがまだ残っている」と次戦へ気を引き締めた。

 デシャン監督は「私はフランス人であることを誇りに思う」と、アルゼンチンに続きウルグアイも撃破したことに胸を張った。