ヤフー電子版は15日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する全32カ国のパワーランキングを発表した。
これは同サイトのサッカー担当記者6人がそれぞれの国の順位を1~32位で予想。その平均値をランキングしたもの。
1位ドイツ(FIFAランク1位)、2位ブラジル(同2位)、3位スペイン(同8位)、4位フランス(同7位)、5位アルゼンチン(同5位)…と続き、日本(同60位)は26位にランクされた。
そんなに下なのかと、がっかりするなかれ。例えばイランはFIFAランク36位にもかかわらず、ヤフーのパワーランキングでは日本より下の28位、オーストラリア(FIFAランク40位)も29位。
チュニジアにいたってはFIFAランクで14位なのに、なぜかヤフーでは32カ国中、30位とありえない低評価を受けている。
そのチュニジアについての寸評も「もしドクター・ストレンジが1次リーグの1400万通りのシナリオを予見できれば、そのうちの1つくらいは決勝トーナメント進出のシナリオがあるだろう」という、チュニジア人にとっては「バカにしてるのか」といったような内容となっている。
ただ、日本もチュニジアよりパワーランキングは上だが寸評はボロカスに書かれている。「日本は2014年W杯ブラジル大会では結果を残すことができず、ロシアへ向けてのチームづくりも苦しんでいる。最悪の世代のはざまにあり、H組は比較的易しい組だが、4カ国のうち最も可能性が低いのが日本だ」。こういった周囲の見方をはね返し、なんとか結果を残してほしいと願っている。
以下ヤフーのパワーランキング一覧
1位ドイツ
2位ブラジル
3位スペイン
4位フランス
5位アルゼンチン
6位ベルギー
7位ポルトガル
8位コロンビア
9位ウルグアイ
10位イングランド
11位メキシコ
12位クロアチア
13位ポーランド
14位ペルー
15位スイス
16位タイ デンマーク
16位タイ アイスランド
18位エジプト
19位セルビア
20位スウェーデン
21位ナイジェリア
22位コスタリカ
23位セネガル
24位モロッコ
25位ロシア
26位日本
27位韓国
28位イラン
29位オーストラリア
30位チュニジア
31位パナマ
32位サウジアラビア
【千葉修宏】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「海外サッカーよもやま話」)