レスターに所属する日本代表FW岡崎慎司(30)は、2日(日本時間3日)に行われる欧州チャンピオンズリーグ第4節、アウェーのコペンハーゲン戦(デンマーク)で、同大会で自身初スタメンの可能性が高まった。ラニエリ監督は前日記者会見で「スリマニは(試合に出る)準備ができていない。無理をさせる必要はない」とコメント。右足の負傷している同選手の欠場を明言した。

 現在レスターのFW陣は不動のエース・バーディー。新加入のムサとスリマニ。昨季優勝に貢献した岡崎とウジョアの5人。10月29日トットナム戦(1-1の引き分け)ではバーディーと岡崎の2トップでムサが左MFに入った。ウジョアは昨季同様、今季もスーパーサブとしての起用されているため、岡崎にとって念願の先発が濃厚となった。

 同大会初出場のレスターは3戦全勝。コペンハーゲン戦での決勝トーナメント進出が決まる可能性が高い。同監督は「我々は新しいストーリーを描くことができるだろう」とコメント。クラブ初の16強入りへ自信を見せたが「おそらく今節(コペンハーゲン戦)ではないだろう」と対戦相手を警戒した。