30日のカールスルーエ戦で移籍後初得点を決めた2部シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨(21)は、独紙ビルトのインタビューにて、得点後にした自身考案の「ジャガーポーズ」ではなく、まさかの「お辞儀パフォーマンス」について説明した。

 浅野は同じ州を本拠地とする「バーデン・ビュルテンベルク・ダービー」の前半10分、FWマネの折り返しを左足ダイレクトで決め、3-1の勝利に貢献した。

 得点後は日本人にはおなじみの「ジャガーポーズ」を披露。その後は、ベンチスタートとなったフランス人MFベンヤミン・パバルドと「お辞儀パフォーマンス」をしてゴールを祝った。

 インテルミラノに所属する同DF長友佑都や、エイバルのMF乾貴士ら、日本人がする「お辞儀ポーズ」は、欧州で取り上げられることがあるためか、「ジャガーポーズ」について話さず。「ベンヤミンはいつもお辞儀をする。あれは僕が教えたもので、日本風のあいさつと、お辞儀の仕方です。試合前にゴールを決めたらそうやって喜ぼうと話をしてました。全部プラン通りにいきましたね」と、ゴール後のパフォーマンスについて説明した。

 また、ダービーの印象について「(プレーして)すぐにこの試合の雰囲気はこれまでの(試合)とは違うぞと感じました。そんな試合で自分の初得点を挙げることができ、それも大事な先制点だったのは、特にうれしいです。セカンドボールにもっと絡んでいこうと思っていて、それがうまくいきました」と振り返った。