国際サッカー連盟(FIFA)の上訴委員会は16日、FIFA倫理委員会から1年間の活動停止処分を科されたニースバッハ氏(ドイツ)の訴えを退けたと発表した。

 ドイツ連盟会長などを歴任した同氏は、不正疑惑が指摘されている2006年W杯ドイツ大会の招致過程を巡る情報開示と報告義務を怠ったとされ、7月に倫理委から処分を受けた。