スポーツ仲裁裁判所(CAS)は2日、国際サッカー連盟(FIFA)が過去の移籍を巡り、ドイツ1部レーバークーゼンに所属するトルコ代表MFチャルハノールに科した4カ月の出場停止処分を支持する裁定を下した。

 レーバークーゼン公式サイトによると、2011年にドイツのカールスルーエに所属していた同選手がトルコのトラブゾンスポルと移籍で合意したが、その後カールスルーエとの契約を延長した。トラブゾンスポルは契約違反だとして13年にCASに提訴。FIFAは16年に4カ月の出場停止処分を科したが、トラブゾンスポルと選手双方がCASに訴えていた。