日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは、リバプールがオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク(25)を獲得するために不正なアプローチをしたとして、プレミアリーグに調査を依頼した。7日付の英紙ミラーが報じた。
同紙によると、リバプールはサウサンプトンの許可なしにファンダイクと接触したことを問題視しているという。ファンダイクとリバプールのクロップ監督がブラックプールで面会。そこで同監督は、リバプールへ移籍させるために説得を試みたという。面会の後もクロップ監督はファンダイクと頻繁に連絡を取っているという。
今回の行為に対して怒りを隠せないサウサンプトンは、6000万ポンド(約87億8000万円)でも売却しないと話しているという。他にもマンチェスターC、チェルシー、アーセナルが興味を持っていると報道されてきたが、同選手は、すでにどのクラブとも面会をしたとされている。
ファンダイクは、クロップ監督がいるという理由でリバプールへの移籍を考えているようだ。リバプールに不正行為があったと認定されれば、罰金と制裁処置がとられる可能性があるという。