ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンMFレナトサンチェス(20)が31日、プレミアリーグのスウォンジーに電撃移籍した。1年間のレンタル移籍で、背番号は85番に決まった。

 レナトサンチェスは、16年に欧州選手権を制したポルトガル代表の優勝メンバーで同年、同国のベンフィカからBミュンヘンに移籍した。ただBミュンヘンではリーグ戦で26試合に出場も、定位置を確保するには至らず、本人が移籍を希望。セリエAのACミランなど複数の移籍先が報じられたが、移籍市場の最終日になって、スウォンジーへの移籍が決まった。

 ポール・クレメント監督は「彼は欧州で、最も才能がある若手選手の1人だ。バイエルンでは期待したほどの出番はなかったようだが、プレミアリーグとスウォンジーに来ることで、前向きな成長と経験が期待できるだろう。彼はダイナミックでパワフルなセントラルMFであり、プレミアリーグに問題なく順応するだろう」と大きな期待を寄せた。