負傷中のウエスカFW岡崎慎司(34)について、31日にアウェーで行われるレアル・マドリード戦での復帰が間に合わないと、スペイン紙アス電子版が29日に報じている。

同紙は「岡崎がスペインにやって来た時、Rマドリードとリーグ戦で対戦する夢を持っていた。しかしその経験は、エルチェ戦でのけがによりもう1週間ピッチを離れなくてはならなくなっため、後半戦まで待つ必要があるだろう。岡崎は出場を目指して努力してきたが、医師はリスクを冒すことを望んでいない」と欠場理由を伝えている。

岡崎は3日に行われたエルチェ戦で左足大腿(だいたい)二頭筋を負傷した後、久々に招集された日本代表への参加を辞退してリハビリを継続しており、ここまでバリャドリード戦、レアル・ソシエダード戦の2試合を欠場してきた。

ウエスカはRマドリード戦後、11月7日にホームでMF乾貴士、FW武藤嘉紀が所属するエイバルと対戦する。岡崎はその試合に向けて戦列復帰を目指すことになる。(高橋智行通信員)