レアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマ(32)が得点面で現在、かつてチームのエースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの役割を果たしていると、スペイン紙アスが17日に報じている。

09-10年から17-18年の9シーズン、Rマドリードに在籍したC・ロナウドは、その間に5シーズン連続で50得点以上(そのうち3シーズンは60得点以上)を記録。公式戦通算試合に438出場して451ゴールを決め、同クラブ史上最多得点選手になっている。チーム総得点に対する得点率は32%と、約3分の1のゴールをひとりで担っていた。

一方、C・ロナウドと同時期にRマドリードに入団し今季12シーズン目のベンゼマは先日、ロベルト・カルロスの527試合を抜き、外国人選手のレアル・マドリード公式戦最多出場選手になったばかり(現在の出場数は529試合)。得点も通算259点を記録している。C・ロナウド在籍時は黒子役に徹し、チームの総得点の13%しかゴールを決めていなかったが、退団後は29%と大きく向上し、C・ロナウドの数字に大きく近づいている。

ジダン監督指揮下の両選手の成績を見てみると、ジダン監督1期目のC・ロナウドのチーム総得点に対する得点率が28%(393得点中112得点)だったのに対し、C・ロナウド退団後のジダン2期目のベンゼマの得点率は29%(148得点44得点)と、C・ロナウドの数字を上回り、重要な役割を果たしている。

ジダン監督はベンゼマについて、15日のビルバオ戦後の記者会見で、「私にとってカリムがフランス史上最高のFWだ。彼は自分がやっていることでそのことを示しており、ずっと前からRマドリードに所属し、500試合に出場して多くのゴールを決めている。最終的に彼のキャリアがそのことを物語っている。私にとっては間違いなく、彼がフランス史上最高のFWだ」と明言していた。

フランス・フットボール誌が「ベンゼマが2020年最高のフランス人選手か?」というアンケートを実施したところ、78%がはいと答えている。フランス代表には長らく選ばれていないが、フランス国内で今現在、最も認められている選手になっている。(高橋智行通信員)