プロスポーツの世界では、あらゆる手段を使って相手を上回ろうとするものだが、ザンビアリーグに所属するフォレスト・レンジャーズのチレシェGKコーチが“正体不明の物質”をゴール内にまいて、ザンビア協会から処分を受けることになった。

同協会は、16日のレンジャーズ-プリズン・レパーズ戦前に同GKコーチがゴール内に謎の物質をまき、さらにゴールポストに放尿するようなしぐさをした(実際したかは未確認)として、これをスポーツマンシップに反する行為と認定。処分を決定した。レンジャーズもクラブ内で独自の処分を行うという。

アフリカの一部地域には「ムティ」と呼ばれる伝統医学があり、この物質を薬と見る向きもあるが、いずれにせよGKコーチの行為は勝利には結び付かず。チームは0-2で敗れた。

また同日に行われたアフリカ選手権カメルーン-ジンバブエ戦ではキックオフ前にハーフライン上にコウモリの死骸が置かれる事案も発生。ジンバブエのコーチが仕掛けた魔術だと疑われているという。