レアル・マドリードが、サントス(ブラジル)に所属するU-23ブラジル代表FWマルコス・レオナルド(20)を獲得候補に挙げていると10日、スペイン紙アスが報じた。

Rマドリードは今季、絶対的エースだった元フランス代表FWベンゼマが退団したことでセンターフォワードに問題を抱えており、急きょ期限付き移籍で獲得したスペイン代表FWホセルしかいない状況になっている。

来夏にパルメイラスのブラジル代表FWエンドリッキが加わる予定だが、同紙によると、さらに同胞のマルコス・レオナルドを獲得候補に挙げているとのことだ。

現時点で具体的なオファーは何も出していないというが、すでに選手の代理人がマドリードを訪れ、Rマドリードとここ数日間話し合いを実施。さらに8日にサンティアゴ・ベルナベウで行われた欧州チャンピオンズリーグのブラガ戦を観戦したという。この試合では、以前よりRマドリードが来夏獲得に動くとうわさされているマンチェスター・シティーのノルウェー代表FWハーランドの代理人の姿も目撃されていた。

マルコス・レオナルドはサントスの下部組織出身。20年にトップチームデビューを果たし、現在開催中のブラジル全国選手権で13ゴールを決め、得点ランキング3位につけている。契約は26年12月31日まであり、ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」による市場価値は1700万ユーロ(約27億2000万円)と見積もられている。

年代別のブラジル代表に順調に選ばれており、南米プレオリンピックトーナメントに向けた練習を今月サンパウロ(ブラジル)で実施するU-23ブラジル代表にも招集された。同大会は来年1月20日から2月11日にかけてベネズエラで行われ、パリオリンピック(五輪)の南米予選を兼ねている。

このような活躍を見せているマルコス・レオナルドを、当然ながら欧州の強豪クラブが放っておくわけがなく、ニューカッスルが現在、ビッグオファーを準備しているとの報道もある。今夏には、ローマから移籍金1800万ユーロ(約28億8000万円)のオファーがあったが、本人は下位に低迷するチームを降格から救うため残留を決断したという。

マルコス・レオナルドは以前、アス紙のインタビューで、「ヨーロッパのビッグクラブでプレーする準備はできている」と欧州行きの希望を口にしていた。ブラジル全国選手権は来月6日に閉幕するため、それ以降、多くのクラブの注目を浴びることになりそうだ。

もし、Rマドリードへの移籍が実現した場合、チームは来季、5人のブラジル人選手(ビニシウス、ロドリゴ、ミリトン、来夏加入予定のエンドリッキ、マルコス・レオナルド)を抱えることになる。(高橋智行通信員)