バルセロナの来季の監督候補として、Bチームを率いるラファ・マルケス(45)、ポルトを指揮するセルジオ・コンセイソン(49)が挙がっているとスペイン紙アスが18日に報じた。

バルセロナのシャビ監督は今年1月、成績不振を理由に今季限りでの退任を発表したものの、その後チームが復調したことで4月に前言撤回し、契約の残る来季も続投することを明らかにした。

そんな中、スペインリーグ第36節アルメリア戦前日の15日に開かれた記者会見でシャビ監督は、「バルセロナサポーターは我々がスペイン国内でレアル・マドリード、そして欧州のトップクラスの競争相手と戦うのに、特に経済面が非常に困難な状況にあることを理解しなければならない。我々は今、監督がやって来て『あの選手やこの選手が欲しい』と言っていた25年前とはまったく異なる経済状況にある。今は当時と同じ状況ではないんだ」と話した。この発言に失望し激怒したラポルタ会長は、すぐにクラブ幹部らと話し合いを行い、今季限りでの解任を決定したとのことだ。

そのためバルセロナはすぐに後任を探す必要があり、アス紙はBチームのラファ・マルケスが有力候補と報道した。ラファ・マルケスはラポルタ会長および、現役時代にバルセロナでチームメートだったスポーツディレクターを務めるデコとの関係が良好であるという。

また、クバルシやヤマルといった選手がトップチームに参加している厳しい中、素晴らしい手腕を発揮している。現在チームは3部で2位につけ、2部昇格に近いところにつけている。

もう1人の候補者として、デコの親友のセルジオ・コンセイソンも挙がっている。デコは最近、ポルトガルに滞在し、16日のアルメリア戦には行かなかったとのこと。同紙はその理由として、セルジオ・コンセイソンの動向を探るために接触していたと説明している。

(高橋智行通信員)