イングランド・プレミアリーグは19日(日本時間20日未明)に最終節が各地で一斉に行われる。優勝の行方は上位2チームに絞られ、勝ち点88で首位のマンチェスター・シティーは9位ウェストハムと、2差で追う日本代表DF冨安健洋の所属する2位アーセナルは15位エバートンと、それぞれホームで対戦する。

1992-93年にスタートしたプレミアリーグで、優勝の行方が最終日までもつれ込んだのは今回が10度目。リーグの公式サイトによると、過去9度は全て首位チームが逃げ切り、逆転優勝を決めた例はないという。勝てば優勝が決まるマンチェスターCの史上初となる4連覇をデータも後押しする。

マンチェスターCは現在8連勝中と攻守に隙がない。それでもグアルディオラ監督は「運命は我々の手の中にある。彼ら(アーセナル)が勝ち点を落とすのを待つのは間違い」と気を引き締める。

20季ぶりの頂点を目指すアーセナルは勝利が最低条件。得失点差ではマンチェスターCを1ポイント上回っており、勝った上でマンチェスターCが引き分けるか負ければ、無敗優勝した2003-04年シーズン以来のリーグ制覇となる。

アルテタ監督は「まずは自分たちの役割を果たす。それから(マンチェスターCと対戦する)ウェストハムがその夢の実現に協力してくれることを期待しなければならない」と話した。

アーセナルは現在5連勝中。「一試合一試合やるしかない」と話していた冨安も最近4試合連続で先発し、左サイドバックとして安定したプレーを見せる。MF稲本潤一(アーセナル)、MF香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、FW岡崎慎司(レスター)、FW南野拓実(リバプール)に次いで日本選手5人目となるプレミアでのタイトル獲得の期待もかかる。

欧州5大リーグはセリエAがインテル・ミラノ、スペインリーグがレアル・マドリード、ブンデスリーガがレーバークーゼン、フランスリーグがパリ・サンジェルマンと、プレミア以外の4つのリーグは既に優勝が決まっている。