マンチェスター・シティーは4日、ノルウェー代表FWハーランドの父親と代理人に続き、レアル・マドリードの会長選に立候補しているエンリケ・リケルメ氏の公約を完全否定した。

7日に行われるRマドリードの会長選に立候補しているエンリケ・リケルメ氏は3日、スペインのテレビ番組「エル・オルミゲロ」に出演した際、会長に就任した場合に獲得するスター選手の一人がハーランドであることを宣言した。

この直後、ハーランドの父親のアルフィー・ハーランド氏と代理人を務めるラファエラ・ピメンタ氏は声明で、「全て非常に面白い話だが事実ではない。Rマドリードの会長選での両候補者の健闘を祈っている」と否定していた。

さらに、スペイン紙マルカが4日朝にマンチェスター・シティーと連絡を取ったところ、クラブの信頼できる人物を通じて、「アーリング・ハーランドの将来についてスペインで流れている報道は虚偽である。そのようなことが起こる可能性は皆無であり、それを認める契約解除条項も一切存在しない」と完全否定した。

続けて、エンリケ・リケルメ氏が番組内でハーランド獲得を宣言した際、選手の名前と背番号9が入ったRマドリードのユニホームを公開したことに対し、「あのような状況でクラブの所属選手のイメージを使用したことに対し、法的措置を検討している」と訴える可能性を示唆した。

スペイン紙アスもクラブから同じ内容の回答を受けている。さらに同紙によると、マンチェスター・シティーは1週間前からエンリケ・リケルメ氏の陣営がハーランドとの接触を試みていたことを把握していたという。しかし、番組内でエンリケ・リケルメ氏がRマドリードの会長に就任した場合、ハーランドを獲得すると公約し、獲得できなかった場合はRマドリードの全会員の会費を個人的に支払うとまで言うとは予想していなかったとのことだ。

ハーランドが実際にRマドリードに加入するかどうかは、7日に行われる会長選でエンリケ・リケルメ氏が勝利した場合のみ、明らかとなる。(高橋智行通信員)