ワールドカップ(W杯)北中米大会の1次リーグ初戦でブラジルと引き分けたモロッコがW杯史上初めて、国外生まれの11人を起用した代表チームになったとスペイン紙アス電子版が14日に報じた。
モロッコは13日にニューヨーク・ニュージャージースタジアムで行われた大会初戦で、優勝候補のブラジル相手と1−1で引き分けたが、特に試合途中のメンバーに大きな注目が集まった。その理由は全員がモロッコ生まれではなかったためだ。
この日の先発メンバーのうち、ウナヒ(ジローナ)だけがモロッコ生まれ。後半19分にウナヒに代わってエル・ムラベが投入されたことで、ピッチに立つ11人全員がモロッコ国外生まれの選手となったのだ。それ以降、終了間際にラヒミ(アル・アイン)が出場するまで、モロッコ生まれの選手がひとりもいない状態が続いていた。
後半19分にウナヒが交代した後の11人は次の通り。DFディオプ(フラム)、MFブアディ(リール)、MFエル・アイナウイ(ローマ)、MFエル・ムラベ(ストラスブール)はフランス、DFアクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)、DFリアド(クリスタル・パレス)、FWサイバリ(PSV)はスペイン生まれ。
MFタルビ(サンダーランド)とMFエル・カンヌス(シュツットガルト)はベルギー、GKボノ(アル・ヒラル)はカナダ、DFマズラウィ(マンチェスター・ユナイテッド)はオランダで生まれている。(高橋智行通信員)


