日本(FIFAランキング18位)は3大会連続の決勝トーナメント進出を目指し、準優勝3度の強豪オランダ(同8位)との1次リーグ初戦に臨み、2-2で引き分けた。

オランダの有力紙アルヘメーン・ダッハブラットは、試合から一夜明け、日本戦を「不必要な引き分け」と総括。ロナルド・クーマン監督の代表選考や交代策が国内で議論を呼んでいると報じた。

同紙は2-1でリードしながら追いつかれた終盤について、スピードと縦への推進力を欠いたことが問題だったと指摘。代表から落選したジェレミー・フリンポンや負傷で招集外となったエマニュエル・エメガの名前を挙げ、「日本とのグループリーグ初戦において、オランダは彼らの持つ独自の武器をどれほど必要としていたことか」と論評し、終盤に疲れの見えた選手に代わる切り札が不足していたと分析した。

また、ブライアン・ブロビーではなくメンフィス・デパイを投入した判断についても疑問を呈した。「監督はオランダ代表の歴代最多得点者(=デパイ)に対して忠実であり続けている。しかし、チームの利益を考えたとき、ブロビーよりもデパイを優先することは、もはや正当化し難い」と厳しく指摘した。一方でクーマン監督は試合後、「メンフィスとテウン・コープマイナースがチームにボールキープ力をもたらしてくれるという狙いだった。しかし、それが十分に機能しなかった」と認めながらも、交代策そのものへの批判には否定的な姿勢を示したことを伝えた。

同紙は今後に向けて、先発と交代の役割を再考する必要があると主張。「このワールドカップの登録メンバーはすでに決定しており、選手の顔ぶれは確定している。しかし、クーマン監督は試合のマネジメントを見直すことはできる」と、次戦スウェーデン戦での采配を厳しい視線で注視していく構えを示した。

【ライブ詳細】日本2度追いつきオランダに貴重勝ち点1 小川航基ヘッド鎌田大地に当たり後半44分に同点