SNS上で「世紀の談合マッチになる予感」など臆測も生んだ対戦は、「世紀の殴り合い」でドロー決着となった。

オーストリア(FIFAランキング24位)が2位、アルジェリア(同28位)が3位で1次リーグを突破した。

この組はアルゼンチンが既に1位突破を決め、ともに勝ち点3同士で迎えた。引き分けで両軍とも決勝トーナメントに進める条件だった。結果はドローだったが、劇的すぎる内容だった。

負ければ3位でも他組との兼ね合いで突破ができずに、試合前は両者とも引き分け狙いを予想する声もあった。

だが前半から警告も出た激しい攻防は、1-1で迎えた後半開始直後、ともに最終ラインでボール回しという時間稼ぎと思われた時間帯もあったが、そこから両軍が得点。2度もリードされたアルジェリアは、いずれも追いつく闘志も光った。

最後は2-2で迎えた追加時間4分内に、アルジェリアが勝ち越した。もう両軍が勝ち越す意思がないと思われた時間帯だった。だが、そこからオーストリアも同点に追いついた。とんでもない殴り合いの末、歴史的な試合になった。

決勝トーナメント1回戦では、オーストリアがスペイン(H組1位)と、アルジェリアがスイス(B組1位)と対戦することになった。

7大会ぶり8度目出場のオーストリアは、1954年大会で準優勝の実績がある古豪。3大会ぶり5度目出場のアルジェリアは、過去最高はベスト16。

【J組】アルジェリア-オーストリアは点の取り合いもドロー、ともに決勝Tへ/詳細