既にJ組1位突破を決めていたアルゼンチンのFWリオネル・メッシ(39=インテル・マイアミ)が、前回大会から数えて史上初となる7試合連続ゴールを決めた。ヨルダン戦の後半に直接FKを決め、フォンテーヌ(フランス)らと並んでいた最長記録を更新。W杯通算最多得点も19に伸ばした。1次リーグ全日程も終了し、決勝トーナメントに進む32チームが出そろった。A組の韓国は各組3位の上位8チームに入れず1次リーグ敗退が決まった。

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メッシは先発できる状態だったが、仲間に出場時間を与えることをスカロニ監督に希望したという。主将の計らいに控え組が闘志満点のプレーで応え、メッシは途中出場でW杯7戦連発の偉業だ。ブラジル、ドイツ(西を含む)に続く通算50勝に到達し、スカロニ監督は「全選手を信頼できることを彼ら自身が示してくれた」と総合力を誇った。

先発9人を入れ替えた布陣。ベンチで後輩の奮闘に目を細めていたメッシは2-1の後半15分から満を持して登場。5分後に正面から狙ったFKこそ上に外れたが、同35分、ほぼ同じ位置のFKで会場を熱狂させた。相手がつくった壁の左に味方3人を立たせ、その左脇を低く抜いて決めた。

一体感は抜群だ。メッシらベテランは若手に「恐れず自分らしいプレーを」と助言。21歳のパスはW杯初先発を果たし、巧みな技術で攻撃を活性化させた。大けがを克服した23歳の快足アタッカー、シメオネは初めて夢舞台のピッチに立って「W杯に行けるかどうか分からなかった。本当にうれしい」と声を弾ませた。

史上3チーム目の2連覇へ、充実の3連勝とメッシの連発で勢いに乗る。スカロニ監督は「ここからが本番だ」と気を引き締めた。