明日25日の東京マラソンに出場する有力選手会見が23日、都内で行われ、初マラソンとなった前回大会で2時間9分27秒の11位だった設楽悠太(26=ホンダ)は「先頭集団に行けるところまで行って逃げ切りたい」と意気込んだ。

 大会は東京オリンピック(五輪)選考会であるグランドチャンピオン(GC)レースの出場権も懸かるが「今は自己ベストを最低目標として、1つ1つの目の前のレースが目標」と冷静だった。昨年9月にハーフマラソンの日本新記録を樹立し、同月のベルリン・マラソンでは自己ベストも更新した。3レース目に向けて「この大会でこの記録というのは設定せずに、勝つことに注力している」と勝ちにこだわる姿勢を示した。