自己ベスト10秒08のケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)が追い風1・3メートルの状況下で10秒26にとどまり、10秒17の山県亮太(セイコーホールディングス)に次ぐ2位となった。

 序盤から山県を追う展開となり、中盤以降から徐々にその差を詰めた。だが、予選の10秒25(追い風0・8メートル)からタイムを伸ばせず「予選より条件が良かったけれど、タイムを落として残念。自分が思っていた以上に伸びてこなかった。勝負のところで硬くなった」と悔しげに振り返った。

 オフには有力な選手が集う米国のプロチーム「ALTIS」の練習に参加。スタートを改良させ、9秒台にも意欲を見せていた。まずは山県に優勝を譲る形となったが「タイムが良くなくても勝ちきらないと」と反省を糧にしていく。