13回の優勝を誇る早稲田大が総合4位でレースを終えた。18年以来7年ぶりの3位以内には僅差で届かなかったが、久々に上位に食い込んだ。

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この悔しさが名門の復活ののろしとなる。往路3位からの復路は、6区で山崎(2年)が区間5位の4位。ただ以降は4年生4人が上位への進出を果たせず。3年連続最終10区を務めた菅野は仲間に謝りながらゴールに飛び込んだ。7区を走った伊藤主将は「すごく悔しいです。ただ、胸を張れる4位。胸の張れる悔しさかな」と声を張った。

18年以来7年ぶりの3位。今季の目標に掲げた「3大駅伝3位以内」まで10秒差だった。「早稲田はここで終わっていいチームではない」と主張し、冷静に3強との差も見定める。「感じるのは彼らは負ける気がないというか。『じゃあ、僕たちは…』と考えると、不安がよぎる」。過去13度の優勝も、11年大会の3冠以来栄冠は遠ざかり、近年は中位が定位置になっていた。勝利への意識が、まだ芽生えていない。

今季はチーム力強化を主眼に率いてきた。「レガシーとして枠はできた。今後はその上で個の力をもう一段上げていってほしい」と意識改革も望む。五輪2度出場の花田監督就任3季目の手応えを、来年へつなげたい。指揮官は「上位争いのピリピリする経験を重ね、それを乗り越えてほしい」とし、50回連続出場となる来年へ、「総合優勝を目指します!」と宣言した。【阿部健吾】

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