新旧日本記録保持者対決が実現する。東京マラソン(3月1日)の直前会見が27日に都内で行われ、男子は日本記録保持者の大迫傑(34=リーニン)と歴代2位の鈴木健吾(30=横浜市陸協)が出席した。
大迫は、昨年12月のバレンシアマラソン(スペイン)で21年に鈴木がマークした従来の記録を1秒更新(2時間4分55秒)。3カ月弱と短いスパンでの参戦する。「状態は悪くないが、ふたを開けてみないとわからない。ミステリーボックスを開けるような感じ」と話した。日本記録の更新も期待されるが、本人は無頓着な様子。「こだわりはない。正直、明日あさって更新されようが自分の記録を超えるために努力するだけ。自己ベスト更新の向かい風を吹き飛ばす達成感の方が大きい」と口にした。
鈴木は、21年2月から保持してきた日本記録を、大迫に更新された形。「5年間破られていなかったのは陸上界にとってはあまりいいことではないので、そういう意味ではよかった」ときっぱり。その上で「悔しい気持ちもあった」と決意を示して「もう1度力に変えて頑張りたい」と巻き返しを誓っていた。【勝部晃多】

