9月の愛知・名古屋アジア大会代表選考を兼ねる陸上の日本選手権が12~14日、名古屋市・パロマ瑞穂スタジアムで行われる。個人種目の代表枠は最大2。昨年9月の世界選手権東京大会8位入賞の最上位者は内定。日本陸連が定める派遣設定記録を上回った日本選手権優勝者も内定となる。それ以外は派遣突破者の記録最上位から選出される。
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男子短距離はハイレベルな選手がそろった。
100メートルは日本歴代3位9秒98を持つ前回覇者の桐生祥秀(30=日本生命)が、2024年の坂井隆一郎以来となる2連覇を目指す。
日本記録保持者(9秒95)の山縣亮太(34=セイコー)や今季トップ10秒06の小池祐貴(31=住友電工)ら実力者もいる。
200メートルは歴代3位20秒11のベテラン飯塚翔太(34=ミズノ)に期待。5月のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)100メートル決勝では10秒19をマークし、好調を示した。200メートルで同タイムを持つ鵜沢飛羽がキャンセルとなった中、本命種目でも力を発揮できるか。
400メートルは昨年9月の世界選手権東京大会6位入賞の中島佑気ジョセフ(24=富士通)が参戦。すでに代表権を獲得しているが、今季2本目のレースに挑む。
1500メートルは飯沢千翔(25=住友電工)が08年の小林史和以来の3連覇を目指す。5000メートルはセイコーGGP3000メートルで日本記録7分38秒98の森凪也(26=ホンダ)が代表入りを狙う。
障害種目も粒ぞろいだ。
110メートル障害は前回優勝の阿部竜希(22=エターナルホスピタリティグループ)、歴代2位13秒04の泉谷駿介(26=住友電工)、有望株の古賀ジェレミー(順大1年)らが中心。世界選手権5位の村竹ラシッドがすでに代表内定しているため、代表残り1枠を争う。
400メートル障害は今季好調の黒川和樹(24=住友電工)が有力候補。3000メートル障害は五輪2大会代表の青木涼真(28=ホンダ)が3連覇を狙う。世界選手権8位で早期内定した三浦龍司に続いて代表権をつかめるか。
フィールド種目は走り幅跳びの橋岡優輝(27=富士通)に注目。今季は追い風参考も含めて5度も8メートル台をマーク。自己ベストでは19年の城山正太郎の日本記録(8メートル40)まで4センチに迫っており、大ジャンプも十分期待できそうだ。

