今回はバスケットボール日本代表「アカツキファイブ」のオフィシャルチアリーダーズ「アカツキビーナス」を紹介する。男子はワールドカップ(W杯)中国大会(8月31日開幕)出場を自力で決め、男女とも20年東京オリンピック(五輪)出場が決定した。勢いに乗る「アカツキファイブ」を12人のチアリーダーが盛り上げる。

バスケットボール日本代表を応援する「アカツキビーナス」(C)JBA
バスケットボール日本代表を応援する「アカツキビーナス」(C)JBA

「アカツキビーナス」は、暁の空に最後まで輝き続ける金星(ビーナス)をイメージして命名された。日本代表を勝利の日の出へ導く存在になる、という思いが込められている。

17年に結成され、現在3期目。今期のメンバーのトライアウトは3月に都内で開催された。1次審査の書類選考を通過した31人が2次審査に挑戦。基礎スキルチェックやダンス審査、面接などが行われ、最終審査を経て12人の合格者が決定した。

日本のバスケットボールの応援に携わるチアリーダーやダンサーにとって、「アカツキビーナス」は日本最高峰の場所。トップレベルのチアリーダーたちがトライアウトに挑み、それぞれの個性や強みを発揮した。

日本のバスケットボール界には、かつてない追い風が吹いている。男子は今年2月のW杯アジア2次予選で、21年ぶりに自力でW杯出場を決めた(出場は日本開催の06年以来13年ぶり)。さらに3月末の国際バスケットボール連盟(FIBA)中央理事会で、東京五輪の開催国枠を日本に付与することが決定。男子は44年ぶり、女子は2大会連続の五輪出場が決まった。

「アカツキファイブ」を応援する「アカツキビーナス」にも、これまで以上に注目が集まりそうだ。結成当時からプロデュースを務める植村綾子さん、松田華衣さん、小泉泰則さんは「日本中のバスケットボールファンが誇れるようなチームを目指したい。バスケ界に、より多くのファンを取り込みたい」と口をそろえる。

2期連続でキャプテンを務めるNatsumiは「メンバー全員が、日本代表であるという自覚を持って活動していきたい。日本のスポーツ界の新たな歴史を、皆とともにつくり上げたいと思っています」。熱気あふれるパフォーマンスで、「アカツキファイブ」に勝利を呼び込む。

◆アカツキビーナス(AKATSUKI VENUS)バスケットボール日本代表「アカツキファイブ」を応援するオフィシャルチアリーダーズ。全国のバスケットボールファンとともに熱い応援をして試合会場を盛り上げることを目的として、2017年に結成。現在は3期目で、メンバーは12人。今期の活動期間は20年2月末まで(予定)。