大橋巨泉

「死に損なったから、もう少し言いたいことを言おうと思う」とインタビューに答えてくれた大橋巨泉。
「死に損なったから、もう少し言いたいことを言おうと思う」とインタビューに答えてくれた大橋巨泉。

言論の自由を大いに〝楽しんだ〟大橋巨泉。「11PM」「クイズダービー」「世界まるごとHOWマッチ」などの司会や番組作りで一時代を築いた「天才テレビ君」でもある。司会者のほかにラジオパーソナリティー、放送作家、作家、評論家(競馬やジャズ)、馬主、政治家、実業家等々たくさんの肩書を持っていた。晩年がんと闘い、2016年7月12日に亡くなったが、テレビ番組批判や日本の政治経済について「言いたいことを言う」姿勢は崩さなかった。万年筆のCMで人気になった自身作の「みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」は朝日新聞社刊の現代百人一首にも選出された。(^o^)

<芸能・2014年5月4日掲載>