萩野公介(22=ブリヂストン)が、競り合いを制して優勝した。150メートルのターンで、2位藤森太とわずか0秒31差に迫られた。それでも最後の自由形で粘りを見せて、0秒60差とリードを広げて、1分57秒31でゴールした。

 「1分56秒台が出せればいいなと思っていたけど。ただ最後は気合を入れて、いい泳ぎができた。競ったら負けないという強い気持ちを持って泳いだ。最後の10メートルはキックも入らず、腕もかけてないけど、少しずつでも前に進めれば、と思った」と振り返っていた。