うだつの上がる町並みをスタート、和紙の里会館前を6周回する139・4キロで争われ、レイモンド・クレダー(チーム右京=オランダ)が3時間14分20秒で優勝した。

66人の大集団によるゴールスプリントを制した。

個人総合時間は同タイム16位のベンジャミン・ヒル(リュブリャナ・グスト・サンティック=オーストラリア)が9時間17分30秒で首位を守った。

日本人は窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)が2位に入った。

◆レイモンド・クレダーの話「3人の選手が逃げ切るような展開になったが、それは我々のチームにとって好都合だった。チームは私をスプリントで勝たせるという作戦だったので、残り50キロくらいからペースを上げて行って逃げを吸収することに成功した。チームは私をとても良いポジションに置いてくれたので、最後のスプリント勝負で前に出ることができた。最後の100メートルはとても混沌(こんとん)としていたが、自分の力を発揮することができた」