松山英樹(24=LEXUS)の日本男子初となるメジャー制覇はならなかった。

 2打差の3位から出たが、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーで今大会初のオーバーパーとなる73で回り、通算イーブンパー、288で7位。日本ゴルフツアー機構会長として会議などのため現地に入っていた青木功(73)が、奮闘をねぎらった。

 予選ラウンドから可能な限りコースでプレーを見守っていた青木は「いいチャンスだったと思うけど、チャンスだからといって、勝てるかどうかは分からない。もったいないと言えばもったいないけど、本人が一番悔しいはず」と胸中を思いやった。その上で「今年はすごく自信があるんじゃないか。いいゴルフをしている。この悔しさを何年も何年もずっと持ち続けていれば、勝つんじゃないかな」と期待を込めた。