木下康平(21=TKU熊本テレビ)は熊本県合志市在住、前夜に震度7を観測した益城町まで車で約20分の距離に自宅がある。

 両親は応援のため木下に同行していたが、近隣に住む祖母野田英子さん(70)の安否がなかなか確認できずに「寝られなかった」。朝5時にやっと無事と知らされたが「1人でテーブルの下で震えていたらしいです。全然安心していられない」と心配顔だった。

 動揺や心労もあってか、この日は81の大たたきで予選落ち。「すぐに帰りたいけど、帰るにも通行止めとかあるだろうし…」と困惑。自宅付近や家の中も被害があるとみられる。次週はツアーの出場権がないため「時間はあるので家で片付けをします」と気丈に話した。