プロ3年目の堀琴音(20=東芝)が、首位と5打差のV圏内で折り返した。

 5バーディー、1ボギーの68。「最初はショットが曲がって我慢のプレーでしたけど、いい流れに持っていけました」。夏を思わせる陽気だった午後に比べ、快適だった午前組で回ったことも幸いした。

 開催コースの六甲国際GCは兵庫・滝川二高時代に何度も回っている。「イメージが描きやすいです」。また、帯同キャディーの大溝雅教氏(50)は昨年、同GC開催の日本オープンで小平智のバッグを担ぎ、優勝を経験している。「大溝さんは人柄がよくて、いつも笑わせてリラックスさせてくれる。今日もショットが曲がっているとき『考えすぎずに打てばいいんじゃない?』と、気を楽にさせてもらった」。2つのアドバンテージを生かし、優勝争いに挑む。