渋野日向子(21=サントリー)が後半42と大崩れして51位で今季メジャー第2戦を終えた。

21位で出て1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78。最終ラウンドでスコアを6つも落とし、通算2オーバー、290。山積みの課題を挙げ雪辱を期した。

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渋野は同時期に米国での“メジャー”に臨み、頂点に立った1つ年上の大坂なおみについて「同じスポーツ選手としてすごい尊敬、本当にすごい方だなと思う」と称賛した。同じように世界最高峰の舞台で戦い、20歳にして渋野はAIG全英女子オープン、大坂は全米オープンを制し、初めて世界一となったなどの共通点も多い。それでも「私とは天と地」と、常に世界のトップを争う安定感に舌を巻いた。

特に精神面の強さが、際立っていると感じている。「いろんなプレッシャーがあると思うけど、それをはねのけて自分らしく生きている。それでも、しっかりと結果を出す。心からすごいと思った」。ゴルフは精神面がスコアに影響するだけに、見習いたい考えだ。