国内男子ゴルフツアーの21年第7戦~全英への道~ミズノオープンが27日、岡山・JFE瀬戸内海GC(7349ヤード、パー72)で開幕する。第50回の記念大会で、出場選手中最長の27回連続出場となる手嶋多一(52=ミズノ)は26日、プロアマ戦に出場した。

前週のメジャー全米プロで、50歳のフィル・ミケルソンがメジャー最年長優勝。手嶋は「ミケルソンは別格ですからね」という。東テネシー州立大卒で2歳下のミケルソンと同じ米国の学生大会に出たことがある。面識はなく、ミケルソンについて“ギャラリー”をしたこともある。「何でこんなに(球を)曲げられる(操れる)んだろうって思いました。すごかったですよ」。手嶋もフックが持ち球だが「僕は曲げるんじゃなく、曲がってるだけ」と苦笑いした。

しかし、日米でフィールドは違っても「無事之名馬」に変わりはない。手嶋が今大会に初出場したのは、四半世紀以上前の86年。コースは石川・朱鷺の台CC眉丈台だった。「高1か高2の時で大学生の川岸(良兼)さんと中嶋(常幸)さんと一緒に回らせてもらって、中島さんが優勝しました」。プロ転向後は毎年出て、今大会と同じJFE瀬戸内海GC開催の15年大会でホスト優勝も飾った。

今大会は、上位2人(有資格者を除く)に全英オープン(7月15~18日、英国ロイヤル&セントジョージズGC)出場権を得られる。意欲を問われると、質問が終わらぬ内に「ないです! 無理です!」と否定したが、ベテラン健在を見せつけたい。【加藤裕一】