21位から出た香妻陣一朗が10バーディー、1ボギーの63をマークし、64で回った長野泰雅とともに通算13アンダーの131で首位に並んだ。

1打差の3位は米沢蓮、若原亮太、河本力、宋永漢(韓国)の4人。通算11アンダーの7位は藤本佳則ら5人で、首位から出た中西直人は26位となった。女子の青木瀬令奈は連日の71で2アンダーの72位。今大会は予選落ちなしで争われる。

◇ ◇ ◇

冷たく強い風が吹きすさぶ悪条件で、10バーディーを奪うラッシュでトップに躍り出た。この日のベストスコアに並ぶ63をたたき出した香妻は「ショットが良くてパットも入った。全体的に悪いところがなかった」と納得の表情を浮かべた。

インスタートの11番で幸先良くバーディーを奪うと、17~3番は圧巻の5連続。「タップインも何個かあった」と正確なショットでピンに絡めた。大会前のプロアマ戦に8度も参加し、コースを所有する前沢友作氏ともプライベートで回るという勝手知ったる舞台で地の利を生かした。

2024年から超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」に日本勢として初めてフル参戦。昨年は出場8試合でトップ10に3度入るなど一定の成績を残しながら、今季は契約に至らず無念を味わった。

日本とアジアツアーを主戦場に、再び海外進出の機会をうかがう。外国選手を参考に朝のトレーニングを取り入れ、ドライバーの飛距離は300ヤード超に伸びた。31歳でも成長を続け、2年ぶりの国内通算4勝目を目指す。「いい位置で折り返せた。気持ちを入れ替えて、最後は勝ちます」と高らかに言った。