新国立競技場の新たな建設計画に関し、優先交渉事業者が決まったことを受け、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は22日、A案のデザインを「関係者の英知の結集」と評価した上で、関係者に対し感謝する内容のコメントを発表した。

 「今回選定された新国立競技場の事業者提案には、コーツ委員長をはじめIOCおよび東京2020組織委員会がこれまで強く要望してきた竣工時期の前倒しが反映されており、政府をはじめ、関係者のご尽力に感謝申し上げます。関係者の英知を結集して建設される新国立競技場を東京2020大会のメーンスタジアムとして使用させていただけることを大変うれしく思います。東京2020大会で新国立競技場がアスリートにとっても観客にとっても最高の舞台になるように心より期待しております」

 森氏はA案、B案が発表された14日、「外観だけを見ると、B案がいいと思う。いかにもスポーツという雰囲気が出ている」と述べ、A案については後日、「お墓のようだ」との感想を漏らしていた。その上で「デザインより中身。求められている中身が大事だ」とも述べていた。