日本スポーツ振興センター(JSC)は28日、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の新たな完成予想図を初公開した。日本の伝統的な建築技法「大和張り船底天井」のVIPラウンジや、折り紙をイメージした天井のVIP入り口など「和」を前面に出した。
設計した建築士の隈研吾氏は「大和張りは日本独特の緻密な匠(たくみ)の技。折り紙天井は折り線が付いた和紙調のクロス。本物の和紙だとメンテナンス費用がかかる」と説明。年間維持費は現時点で約24億円と試算されている。隈氏は「メンテが楽な建物にしたい。木を使うときも直接雨がかからないようにしている」と工夫を語った。
また、小池百合子都知事が語っている「復興五輪」については、新国立に「復興に(被災地の)木材を使いたい」と語った。
11月中に実施設計を終え、12月には本体の着工となる。


