体操女子の12年ロンドン五輪代表で20年東京五輪・パラリンピック組織委員会理事を務めている田中理恵さん(30)が24日夜、ツイッターで妊娠を発表した。

 「私事ではございますが、この度、新しい命を授かりましたのでご報告させていただきます。新しい家族を迎える喜びを感じ、幸せな気持ちでいっぱいです。たくさんの方々に感謝し、夫婦で力を合わせて1日1日を大切に過ごしたいと思います。今後とも、よろしくお願いします」(原文のまま)

 田中さんは黒のワンピース姿で、ややふくらんだおなかに両手を当てて、笑みを浮かべた写真も掲載した。

 田中さんは、10年世界選手権で日本女子初のエレガンス賞に輝き、12年ロンドン五輪に兄の和仁氏、弟の佑典(コナミスポーツ)と体操で日本初の3きょうだいでの出場を果たし、団体で8位入賞、個人では16位。13年に現役引退を表明し、体操の普及や後進の指導に力を入れ、スポーツキャスターとしても活躍。今年1月1日に一般男性との結婚を発表していた。