リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(23=ブリヂストン)が22日、都内で東京スイミングセンター招待公認記録会に出場した。

 新シーズン初めての長水路(50メートルプール)の大会で、第1日は200メートルの背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライにトライした。各種目の予選と決勝をこなして、1日だけで200メートル×6本を泳いだ。決勝の結果は得意の背泳ぎで1着だったが、平泳ぎは9人中8着、バタフライは9人中9着だった。

 萩野は「種目が多いので1つ1つ全力を尽くそうと思って泳いだ。でも(距離に)耐えられてない。耐えられていたら、もう少しましな泳ぎになる。準備ができていないのが分かりましたね。実力不足と思いながらレースをしていた」とさすがにぐったりしていた。