国際オリンピック委員会(IOC)は1日、ロシアの国ぐるみのドーピング問題を受けて2014年ソチ冬季五輪で採取した同国選手の検体を再検査した結果、バイアスロン女子24キロリレー銀メダルメンバーのオリガ・ザイツェワら3選手の違反を認定して失格処分とし、五輪から永久追放すると発表した。一連の処分者は計25人となった。

 IOCは来年2月に迫った平昌(ピョンチャン)冬季五輪へのロシアの参加可否を5日の理事会で判断する。

 ザイツェワは06年トリノ、10年バンクーバー両五輪で金メダルを獲得した。その他の2人はノルディックスキー距離の女子選手でメダル獲得はなかった。